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月日が流れるのが早いような、ゆっくりのような日々(10/3)






今村翔吾先生作品です。
大好きなシリーズも10巻目。
ですが、作品としては‘零巻’なのです。

IMG_6785.jpg



帯がない!と思いきや、大きな帯となってて、
若い源吾と下に熟練源吾が描かれてました。




本編は、源吾達の世代がメインですが、今回はその親世代が主役。
今まで名前だけ出てた源吾父、重内や大音勘九郎父、謙八、
辰一養父の卯之助や本編最初の方で亡くなった金五郎など。
平蔵亡き後のぼんくら火盗改め島田の幼い時の登場もあり、
彦弥や甚助などもいて、今の登場人物も可能な限り出てます!
みたいな状況で、まさにオールスターな感じでした。

まだ17~9歳の源吾達が若くて(当たり前)、青々しいというか、
反抗期というか・・・大人でもなく子供でもない多感な時期なだけに、
その心模様も複雑なようで・・・


とはいえ、根本は変わりない性質なんですよね。熱い!んです。
でも、若さゆえ、番付が気になって出世を焦ってたり、
今からは想像つかない部分もあります。
誰も死なさないこと、その為に誰が消してもいい。
これは父から受け継がれてるんですねぇ。

炎聖こと伊神甚兵衛率いる尾張藩171人が全滅した火事を追う、
定火消、町火消達の活躍が主軸となってます。
そこに親子の情や、火消として次世代を大切に育てたいベテラン達の思い、
それを歯がゆく思う若手達・・・と今回はわりと‘心情’に重点を置いてたのではないかな。


やはり何と言っても源吾の父に対する反感がどうなるか、が気になりました。
大した活躍をしてないのに番付に載り、情けない父を隠そうとする源吾の気持ちは、
若さゆえだなと思えるところもあるのですが・・・
加賀鳶の大音謙八がなぜ重内を買ってたのか、一番の火消と認めてたのか、
その理由に触れて初めて、もろもろに気付いた時にはもう手遅れ、という状況は、
読んでて涙が出そうになる一幕です。

裏生地の鳳凰にした理由もわかったし、この頃の‘仲の良さ’があるから、
今があるってこともよくわかり、本編を読み直すとまた違った新鮮な気持ちになれそう。

過去編というのも人気作ならでは、登場人物のキャラが確立してるからこそ、ですよね。
親世代vs子世代の活躍がかなり楽しかったんだけど、
続編、となると羽州ぼろ鳶組が主役ではなくなってしまう・・・
彦弥や寅次郎、星十郎、新之助の活躍が見られない。
それぞれの火消しの組毎の短編とかいいかもー?
過去編込みで。
むしろ、恋愛メインとかね。

この作品はあまりに登場人物が多いので、家系図とか所属とか、相関図とか、
いろいろ自分で作ってみようと思いました。
まずはこの零巻を読みながら人物を書き出し、血族が出てきたらそれを加えて~と、
やっていき、1巻からまたそれをやって整理していく、ということをやろうと始めたんだけど、
道が険しいw とにかく書き出すことは出来ても整理が難しそうです。

夢胡蝶(6巻)の初版におまけペーパーで相関図と登場人物があったけど、
あれから巻を重ねて増えたり詳細が分かったりとかしてるし。
時間あるときにでも地道にやってみるつもり。
楽しそうでもある。



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