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まだ閑散期・・・( 7/5)






前回続きの<成均館スキャンダル>の原作本感想です。
私は原作至上主義で、今まで原作超えたと思う作品はかなり少ないです。
日本で言えば、超えたもしくは同等なのが「のだめドラマ」と「仁-JIN-」くらいかな。


なので、これだけハマった成均館の原作を読まずにいられなかった・・・





成均館儒生たちの日々(上)成均館儒生たちの日々(上)
(2011/01/25)
チョン・ウングォル

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こちらがドラマ原作。



ですが、ほぼ別物でした・・・





まず、気になってた掌議(チャンイ)とチョソンの恋愛ですが、
掌議が敵対、という構図すらありません。

成均館に掌議はいるけど、西掌議、東掌議とドラマに描かれてない南掌議がいて、
主人公のイ・ソンジュンとの関係も薄く、存在だけ使ってるという感じです。

そして、その実家である兵曹判書も本では影が薄く、
チョソンを配下に使ってたなんてもってのほか。


むしろ、ムン・ジェシンの父の方が出まくりでした。
そっくりで笑えるw


ということを踏まえて・・・違う点を書いてみます。




・ユニが最初からソンジュンに恋心全開
(試験を受けたのもそれがメイン?ってくらいなので、ソンジュンが受けさせたわけではない)

・ユニの背が高く男性に混じっても違和感が少ない

・ク・ヨンハには奥さんがいる
(身分のことも族譜を買ったとかそういうこともない)


・掌議が敵対という構図はない


・イベントはほとんどない
(大射礼、盗難事件など)

・クムドゥンジサ関連は一切ない
(よって、ユニ父、コロ兄関連もない)

・コロのしゃっくり癖はない

・コロが女だと気づくシーンはお風呂覗きじゃない
(酔っ払ったユニを介抱しようとして脱がそうとする)

・ソンジュンがユニが女だと気づいた時点で肉体関係を結ぶ

・ヒョウン(兵曹判書の娘)との恋愛はメインにならない

・王様がドラマより腹黒でやんちゃである

・本のほうがはるかに‘いやらしい’部分が多い
(生々しくリアルな感じで描かれてます。青春だな、若いな、って感じ?)


おおまかに言うとこんな感じですが、別物なので、全体的にも違います。

ドラマで老論・少論・南人の対立や紅壁書について、
わりと重要視されてたけど、党派の対立はさほどでもなく、
紅壁書も、こちらではなく、成均館を卒業してからメインになってました。



登場人物の設定と時代背景を少し借りて、
ドラマ用にたくさん脚色してある、っていうのかな。


確かに小説としてはいいかもしれないけど、少し淡々としすぎてるので、
華がないというか、映像としては地味になっちゃうんだろうなという印象です。






個人的な見解をあえて述べるなら・・・


私は最初から恋心全開のユニにはあまり共感出来なかった。
ドラマみたいに無理矢理ソンジュンに入学させられたという設定じゃないせいだけど、
一目惚れっぽい感じで、女人禁制のところに入るかな~?と。
弟が病弱で生活が苦しく貧しいというのはそのままだから、
ある程度、家族のためというのもあるんだけどね。


試験に受かればバイト代も上がるという理由だけじゃちょっと弱いような?

女が全面的に出されてたのが苦手だったせいか、
そこでソンジュンと結ばれちゃう?って違和感もあった。

まぁ、若いってそういうことなんだろうけど・・・
その辺が‘リアル’に描かれてる一部分でもある。


頑張る女の子好きとしてはイマイチだけど、
ユニの恋をメインに考えれば、良い小説なんだろうな。
最後までソンジュンとの恋愛がメインだし?


逆に、原作読んだ人は、ドラマのユニにあれ?って思うはず。
あれ?どころか超絶違和感かな。


いつの間にか4人が仲良くなってたという小説に対し、
ドラマはユニがいろんな事を乗り越え、
少しずつ友情や恋愛感情になっていく過程が良く描かれてたので、
そちらの方が満足度は高かった気がしました。




でも、評価は高いので、私の感想が変なのかも知れません・・・







奎章閣閣臣たちの日々 (上)奎章閣閣臣たちの日々 (上)
(2011/08/25)
チョン・ウングォル

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成均館卒業後の4人の話。

大科も無事合格して、就職した4人が同じ場所に配属され、
研修生として頑張る日々が描かれてます。


ここでは、ユニの結婚までの道のり、弟ユンシクの恋、コロのユニへの未練と新たな恋をメインに、
名筆として名高くなってしまったユニ(男装は続いてる)への縁談や、
新しい配属先での新入りいじめの儀式を4人で乗り越えていく姿、
そして紅壁書に対して出てきた青壁書の存在、などなどがイベントとしてあり、
こちらも是非続編ドラマでやってほしかったな、と思いました。



上の原作より続編のこちらの方が面白かった。

ドラマ終了後の内容なので、すんなり入ってきたというか、
4人の関係がそれぞれ安定した後の話なので、
違和感が少なかったせいかもしれない。

ここ違う、あそこ違うとイチイチ考えないでいられたし、
(比べるのが悪いけど)
いろんな出来事があって、4人の活躍が楽しく読み進められました。


やっぱり王様の腹黒さが健在で、それがかなり好き~。
4人を支援してるのに、いつも4人に企みをしてたりして。

チョソンも再登場し、‘強くて綺麗な心’を見せつけてくれます。








ただ、最後はちょっとどうなんだろう・・・?

訳のせいか、本文のせいか分からないけど、
あれでいいの?って思ったのは私だけ・・・?


ユニとユンシクは一緒に行くの?



ということで、ドラマの配役はやっぱり良かったんじゃないかな。
原作とドラマキャラとのイメージや雰囲気が違う人ばかりだったけど、
どちらも、それぞれ‘別物’として考えれば、十分満足な出来だと思います。





私も成均館儒生の日々は、ドラマと切り離して読まないとダメだな。







うぅ~、掌議とチョソンはどうなったのよーーーー!







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