日常生活・愛犬・漫画・ゲーム・小説・映画などハマリモノの紹介&感想

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ハイペースで本が読めなくなった( 11/20)






いや、良かった。
某通販のメールで知って、ふと見たら面白そうだったので買ったら、
かなーりヒットでした。

んー、いいトコついてくるな。情報収集がしっかりしてる。


戦国時代の女性モノ2作品です。





表紙でネタバレしてる程度には詳しく紹介してます。
感想もね。



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<花修羅(かしゅら)戦国美姫伝>全8巻

戦国時代、越前 雪代谷にある佐倉家の姫として生まれた六花。
やんちゃな性格から、正室である母、千代女によって、
‘斑羽連’という乱破(らっぱ)集団から護衛&お世話役として
‘琥珀’を紹介される。

信頼し合い、友情を深める2人だったが、
2年後、側室に跡継ぎである長男が生まれて、
母 千代女は離縁されることになり、雪代谷を追いだされることに。

六花は琥珀も誘って、雪代谷を出ようとするが、
琥珀は当日来ることはなかった。

2人はそのまま別れ、それぞれが歴史の渦に巻き込まれていく。






時代的には、姉川〜賤ヶ岳の戦いくらいかな。
明智、織田、豊臣など、戦国武将達がたくさん出てきます。

舞台となる雪代谷は、一乗谷をイメージしたらしい。(from作者あとがき)



戦国、平安モノが好きな私にとっては設定だけでもいいんだけど・・・


・一国の姫だったのに、流浪の身になる
・主人公が姫と護衛という主従関係
・時代に流され、国をさまよいながら成長していく



・・・・どっかで見た?(^m^ )


暁のヨナとも似てるんですが、断念した女王の花とも似てたりします。


琥珀、異人の血が入ってるし。


戦う女の子設定って結構ありますよね~。
みんな好きなのかな?

私は大好きですけど。






これが、なかなか良い物語でした。


作者様は「ラブが少ない」って言ってたけど、全然そんな風に感じない。
六花(友情)と琥珀(愛情)の‘思い’が随所にあるんですよー。
基本、‘戦う姫様’なんだけど、根底にこの2人の‘絆’があるせいか、
恋愛要素がないな、っていうイメージにはならないです。


幼少期から成長して大人になるまで描かれてますが、
その過程もとってもいい。
(大人になるにつれ、キャラの顔が長くなるのが
ちょっとだけ気になるけど、絵は綺麗で丁寧)


まず、六花の母である千代女が素晴らしいです。
母としてもそうだけど、人間としてもすごく良く出来てる。

足利家から公家に養女に出され、
貧乏のためお金目当てで佐倉家に嫁がされたんだけど、
娘の六花を思いやる愛情と、
育てるためのしつけの厳しさみたいなもののバランスがいいのかなぁ。

いろんな意味で‘高貴’な人っていう感じ。



そして、主人公、六花。
城から出られず、籠の鳥であることを嫌がっていたが、
外へ連れ出してくれた琥珀に憧れ、武芸を勉強を、たしなみを磨きながら、
雪代谷で琥珀と過ごした2年。

城の外へ出れば自由がある、と信じていたけど、
流浪の身になって、改めて感じる自分の無力さ。

泣いたり悔しかったり悲しかったりするけど、
笑った方が勝ち、と前向きに頑張っていく健気さ。

姫だったせいで世間のことに疎くても、
吸収しながら進んでいく明るさ。





拾われて乱破集団(忍び)で生きていくことになった琥珀。

仲間同士でさえ、ご飯を奪い合い、闇討ちをかけられるのが常であり、
気を許すことがなかった彼が、六花と出会い、友情から愛情へ変化し、
別れを経験する。


乱破集団(忍び)である斑羽連に拾ってもらい生きてきた彼が、
六花と同じ‘自由’を渇望し、現実と向き合い、
仲間を‘仲間’と思うまでの成長っぷり。

そして、六花への気持ちを抑え、仲間達を守っていく姿。


こちらも良い男に成長していきます。







流れで言うと、
幼少期(雪代谷で琥珀と2年過ごす)→少女期(4年間流浪の身に)
→事情があって雪代谷に戻る(琥珀と再会)←ここまでで半分の4巻
という感じなんだけど、
離れてる間に六花も琥珀も、それぞれ歴史に巻き込まれて、
あ~んなことや、こ~んなことがあったりしちゃうわけです。

再会した時の一筋縄じゃないトコも良かったし、
それからの2人もいい。



どんどん強くなっていく六花は可愛くて応援したくなります。


結構泣くシーンが多いんですが、全然気になりません。
泣く女の子は好きじゃないけど、六花の場合は、
人を助けられない自分の無力さ、
理不尽な戦いによって落した命、
とか、悔し涙と悲し涙が多い。

琥珀や斑羽連、故郷である雪代谷、その辺の事になっても、
わりとすぐ泣いてるんですけど、こっちもつかれちゃうっていうか・・・

感謝の涙なんかもあったり。



時代が戦国ですから、死んでいく人が多いので、
泣くシーンが多いのもしょうがないけど、
いつも納得できるトコで泣いてる気がしました。


共感もてるっていうのかなぁ。


とにかく女々しくないんですよ。






前に読んでた連載誌にこの作者さんの漫画があったので、絵も馴染んでて
入りやすかったっていうのもあるけど、分かりやすいし、
テンポが良くダラダラしてないので、そこも良かったなー。


あの歴史背景に六花達が紛れ込んでるような状態。
違和感なかった・・・
ファンタジーではなく、‘戦国エンターテイメント’です。
(これもfrom作者様)



ネットに‘試し読み’出来るトコがあるので、
絵やコマ割など大丈夫そうだったら是非読んでみて下さい。




しかし・・・これも完結してて良かったわー。
じゃないと続きが気になってしょうがなかったはず。

これからは完結モノを読むに限るかな。

連載中だとコミック発売待ちきれなくなって連載誌を買いに走らなくちゃいけないし?





ということで、
戦う女の子好き、主従関係好き、成長モノも好き
って方にはオススメです。





ちなみに脇役の葯枝(やくし)、結構好きww
キャラプロフィール欄には
‘罪は反省しても善人になる気なし’
と書かれてたけど、マジでその通りの人。

頭が良くて子供の頃から順調に比叡山で修業を重ねてたけど、
‘ある事件’をきっかけに出世街道から外れちゃうんだな。

腹黒く残酷な性格なんだけど普段は温厚で優しいのよー。
だけど自分を認めてくれた人には情には厚くって。

途中から、腹黒全開になってますがww


この方は‘大人の女性’にオススメですww




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茶々と相馬(護衛)の物語。
浅井家滅亡~大阪夏の陣、まで。


言わずと知れた有名茶々の話ですので、内容紹介は省きます。
おおまかな歴史背景の中に、茶々が恋い慕う相馬が入ってるような状態。

鶴松が秀吉の子じゃなかったり(まぁそういう噂はありますよね)、
明智光秀が徳川側で生きてたり(これも生き残り説からきたのかな?)、
三成と茶々が心を通わせちゃったり、
噂部分が取り入れてあって、
まぁ、俗に言う史実と違う部分もあるんだけど、
それをスルー出来れば、かなーり泣けます。



ってかさ、戦国モノはやっぱり泣くんですよ。
どうしても別れが多いから、分かってるのに泣いちゃう。

この信長~徳川までの時代は激動すぎて、
見る側によっていろんな立場がありすぎだけど、
女性はいつでもつらく厳しい立場にある時代だから、
生きてるってだけで奇跡なんだよね、と痛感します。


今の時代って幸せなんだな、と。



史書は後世に伝えられるよう書かれたもので、
‘勝者の立場で書かれた’というのが、持論です。

ですから、最終的に敗者になった茶々は悪女とか言われちゃいますが、
本当に思惑は分からず、こういう作品を読むと、
「あぁ、こうだったのかもな」とも思えるわけです。



そこらへんの恋愛漫画より濃厚ですよねー。




ってことで、同じような時代に生きた
架空人物と実在人物、2人の女性の物語でした。



基本、ラブあり、ですよw


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