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老眼鏡作った。それでも眼精疲労がひどい( 9/20)






文庫版の方を先に読みました。
その後、絵付きの方も読んだけど。
どっちがいいか買う時に判断したかったし、2回戦目だからイメージ絵も見ておきたかったからね。
しかし、絵の力は偉大だ・・・





男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。
孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。
二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく―。


*妾腹の生まれであったことから、その地位を奪われた国王ウォル。
彼が追っ手に囲まれ絶体絶命の窮地に陥った時、異世界から落ちてきたと自称する謎の少女リィが助太刀に現れる…。
王位奪還、国内外の陰謀と争乱などを通して、ウォルとリィを中心に様々なキャラクターの活躍が描かれた群像劇ファンタジー。*




いや、西洋ファンタジーはわりと苦手な部類で滅多に手を出さないんだけど、
いつも行く図書館で借りれる枠(10冊)に届かないから・・・と気軽にとった1巻目でドハマリした。

で、予約してる時代物をそっちのけデルフィニアを寝不足になりつつ読み漁ってました。


上のあらすじは密林さんのから2種類。

ウォル(庶子のため王座を追われた身)が追手に囲まれ危機を迎えた時、
たまたま近くで寝ていたリィに助けられたことが始まり。
リィは本人いわく、この世界の住民でなく今は女の姿だけど元は男で・・・
‘人間’とは思えぬ剣さばきと俊敏さを伴い、ウォルの玉座奪還を手助けしていく、という、
内容としては‘追われた王を玉座に据えるために手助けしてくれた異世界の住民’と陳腐な感じだけど、
なんとまぁ、面白く進むこと・・・

寝不足になったのも久々でした。


会話文も多く苦手な部類だったけど全く気にならないほどの作品です。
キャラもかなーり多い、個性も豊か、物語が進むにつれ、
玉座奪還→内政問題→外交問題、と国としての様々な問題をとらえつつ、
キャラそれぞれの人生や恋愛なんかもてんこ盛り。
(最終章間近になってからだけど。4部の1巻は恋愛ネタ決着巻です)

でもって苦手なはずの会話文でゴリゴリ進んでも、その会話に(^m^ )と笑ってしまうほど。
キャラだって多いけど少しずつ出てくるため把握しやすいし、なんたって個性が際立ってるので戸惑わない。

私が読んだ中では、彩雲国物語と十二国記とおこぼれ姫を足して3で割って軽めにしたような感じでした。
嫌いなわけないw
好きな作品を合わせたというよりは独自の路線だけど、
シリアスもユーモアも、とにかく色々な感情を楽しんだかな。



主人公はリィ。
金髪に艶やかな美少女だけど前の世界では男。
このデルフィニアに落ちてきた理由も分からず姿が変わった理由も分からず、
もちろん、この国のしきたりも分からず・・・

国王ウォルも玉座に座るまでは田舎育ちの貴族で破天荒なため、
リィのことをすんなり認める器量もある。
というか、ウォルがカッコよすぎだ・・・・
朴念仁、鈍い、けど剣は長けてて大らかで見た目も良く優しさも人としての‘変な常識’を持ち合わせてる。

リィはそんなウォルを‘同盟者’として、‘戦友’として認め、
掟や法に従うのは嫌悪するけど‘友’として、化け物じみた能力をもつ自分を認めてくれたウォルを
助けたいと思ってる。


この2人が最後まですごく良かったです。
実は男、と言われても言葉づかい、態度、心は男なだけで見た目は美人で華奢。
どうしても読んでる方も勘違いしやすく、ウォルとくっつく可能性があるのか?とハラハラしたり・・・
どちらも命を狙われやすく、ドキドキしたり・・・

もちろん他キャラも言う事なしに良かった。
苦手なカタカナ名前でホントたくさん登場するんだけど問題なし。
文庫で挿絵がなかったにも関わらず、区別がきちんとつきました。

登場人物の多さなら彩雲国でも慣れてるし、
西洋ファンタジーは苦手と言いつつハリーポッターは全部読んでたし。
実はさほど苦手じゃないのかもと思い始めたこの頃・・・


デビュー作って・・・ビックリだったわ・・・素晴らしい。
ありきたりな内容かもしれないけど出来上がりの質が最高だった。
何で今まで知らなかったんだろ?


外伝も‘全仕事’も読みました。
はっきり言って‘全仕事’に収録されてた‘紅蓮の夢’を普通の本にしなかったのか分からない。
あれこそ、デルフィニア戦記の完結版じゃないのかしらね?
本編から10年後のことだけど、ファンとして作者様に敬意を覚える出来としか言いようがない。
本編後の気になるトコがてんこ盛りだったので嬉しかった。

他の作品キャラがごっちゃになってるから、こちらに収録したんだろうけど・・・
そういう意味では賛否両論だったのかな。

本編の終わり方が結構しっかりしていたから、あのままでいい!と思う人もいただろうし、
私みたいにこれ読めて良かった!って人もたくさんいただろうし。

こういうのって(彩雲国物語の‘冬の華’でも思ったけど)、作者さんも書くのに勇気いるのかもしれない。



しかし他の作品も読まないといけないんだろうか。
宇宙系の作品は最も苦手だから、図書館で済ませるつもり。
暁の天使ぐらいは読んで、他も大丈夫そうなら手を出すか・・・?
やはり刊行順に読むべきか・・・

でもデルフィニアは買うかもしれない。


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