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GW帰省あるのでヨナ更新遅れます( 4/27)






大好きなシリーズ、待ってたわー。
去年3月に逆渡りの文庫帯に‘秋新刊発売’って書いてあったから、
待ち遠しく思ってました。
秋じゃなくて冬発売だったけどw

嶽神伝の無坂、狐猿(‘狐’の字を‘孤’とずっと勘違いしてた)に続く第3弾。
主人公はもちろん無坂編で今までの登場人物もりだくさん。
ってかそれ以上・・・多すぎ・・・
100人近く余裕でいた。
名前だけとか名前なしを入れたらすごい人数だった。






家臣同士の領地争いに怒った越後の長尾景虎は、出奔し、山の者の許へ身を寄せる。
景虎の命を狙い、武田最凶の忍びたち、さらに北条の風魔が動き出す。
無坂らは景虎の命を守るべく、死闘に身を投ずる。驚天動地の争いの中、南稜七ツ家が現れる。
ファン待望のシリーズ第3弾、開幕!







武田の山本勘助とともに今川の織田攻めに同行した無坂は、桶狭間の戦いで、義元の死を目の当たりにする。
勘助の予想を覆す織田信長の台頭。
翌年、甲斐の虎と越後の龍は、雌雄を決すべく、川中島で激突する。
山の者・無坂、月草らを巻き込み、里の争いはいつ果てるとも知れず続く……





狐猿の最後、雪斎と小夜姫が亡くなった後の続きから。

冒頭付近のトヨスケの死でちょっと涙出た。
今までずっと一緒に死線をくぐり抜けてきた老猿も歳には勝てませんでした。
今回の作品は‘世代交代’をすごく感じた。

上巻と下巻ではちょっと雰囲気が違ったような?


まず上巻。
交流のある山の者、月草と真木備を頼りに長尾景虎が出奔する際、
それを鳥谷衆の野髪らに見られ、縁があった武田方に知らせる。
邪魔な景虎を暗殺するべく向かう武田方。
そしてそれを阻止し、長虎を生きて落ちさせたいと考えた長尾側。
いい機会だと暗殺に加わろうとする北条の幻庵は、巣雲衆に道案内を乞う。


かまきり(武田)&鳥谷衆 21人
vs
軒猿(長尾)&無坂、月草、真木備 11人
   

死闘が繰り広げられ、そこに加勢に来た
軒猿(長尾)&南稜七ッ家 11人

多少間引かれますが。
2度の死闘を終えた所へ現れる。
暗殺するのかしないのか・・・

風魔(北条)+幻庵&巣雲衆 15人



いやはや、ごちゃごちゃ感たっぷりなんですが、前作からの名前ばかりなので、
不思議とそんな混乱はしません、混戦はしてます。

長虎達は目指す場所へ、そしてそれぞれの集団が長虎のいる場所に向かい、
集まったらもう・・・
時系列や個々の過程まできっちり書いてあり、緻密過ぎ!!と思ったり。
なのにそこからバトルが始まるわけで、ちょい役の名前はもう覚えきれません。
嶽神シリーズでメインやサブメンバーが最多の人数での戦いは凄まじい。


嶽神伝を読む際、年代や登場人物、家系図、
戦闘のメンバー、生死をメモりながら読むようにしてるのですが、
(あまりに人数多いから)
あれ?この人歳合ってる?とか死んでなかったっけ?とか思う場面もあり、
息子などに同じ名前を付ける習わしがあるという事で納得させてる私w
(泥目、市蔵など)


そして七ッ家や無坂に因縁のある武田方が山の者の分裂を策略し、
いろいろな衆に近づいて、同じ山の者から無坂に命が狙われ・・・
狐猿で木暮衆が猿に襲われた際におもらししてた久六が、
足助働きに出てたり無坂の随行したりして、随所に年月を感じますなー。


忍びと山の者の死闘、山の者同士の諍い、裏にある武田、長尾、北条、今川の思惑。
これが伏線的な意味も込めて、下巻の桶狭間&川中島へ。



無坂が山本勘助と共に見た今川の滅亡、そして川中島での勘助の死。
知らずに武田と長尾に分かれ参戦していた無坂、月草、真木備。

歴史的な合戦を軸に、それぞれの老いや残りわずかな未来、
子供や孫世代の台頭、移りゆく時間、が書かれてました。

鬼哭では二ツはほとんど登場しなかった。



無坂が木暮衆を不在にしている時間が長い事もあり、そういう暮らしの描写は少なめ。
武田信虎&太郎、今川義元&氏真らの所へ行ったり、
巣雲衆に知らせに走ったり、四郎(勝頼)と小見の方に5年ぶりに顔見せしたり。
あちらこちら年中出かけてるので、詰め込み感はありました。

無坂として登場時、1542年で38歳。
今作は1556〜1570年に渡り書かれてるため無坂は60歳半ばに。
約15年の間にいろいろな人が亡くなり、子供が大人へと成長していったり、と
主軸となる人物の変化が悲しくも切なくも思えます。

嶽神シリーズにほぼフル登場の巣雲衆の弥蔵。
<白銀&湖底>では貫禄の姿でしたが、無坂編では少年から青年、そして成熟した男性へと一番変わったかも知れない。
無坂の孫も最後の方に活躍したりして、この作品での月日を痛感しました。

多十もチビでちょっと登場したりして良かった。
昔からしっかりしてたのねーとか思っちゃうような一コマですね。

衆を皆殺しにされた真木備、それを仇に思う鳥谷衆、
互いに恨みをもちつつ、命を助けたり介抱したり、
月日経過と共に、過去の遺恨を忘れないながらも共存していこうとする姿。
そして、武田信虎子息太郎が選んだ道。
きちんと着地して最善の終末に思えました。


続きがあるっぽい雰囲気だったけど、無坂主人公はもうないだろうな。
武田忍びのかまきりとの決着はないままだけど年齢的にもう厳しいし。
多十はすでに書き終えてるし、次は誰が‘嶽神’となるのか。

弥蔵はいい男なんだけど、嶽神となるとどこか違う気もするし。
今まで登場してきた中からなのか、新しい人物なのかはさっぱり分からないけど。

史実の合戦を挟みつつ進む作品だから、ネタはまだまだありそう。
長篠、御館、本能寺辺りまでは可能じゃないかしら?

二ツの白鹿見たというのは何かの伏線じゃないのかと期待してます。



一番最初の<死地>が1583年だからそこに繋がるようなものになるかもしれませんね。


上下巻同時発売は有り難かった。
作品途中で長く待つのは辛い。

1年に1回くらい新刊発売だと嬉しいです。

ってこの作品読んでる女性は少なそうな気が・・・
30歳代以降の男性が好きそうだなーと思います。

このブログでは需要ないだろうけど、私的ハマリモノだから、その都度紹介&感想は書く!!



嶽神シリーズ読む度に戦国無双したくなるw
あれで何となくの流れを復習したくなるというか・・・
嶽神無双、発売しないかなw
城主としての駆け引きや合戦、忍びとしての暗殺や情報収集、
山の者としての交流や営み、結構楽しそうだし、キャラ満載で良さそうだけど。
露宿のために火を起こしたり獣獲ったりとかね。


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