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老眼鏡作った。それでも眼精疲労がひどい( 9/20)






菅野雪虫さん作品です。


CIMG5112.jpg



<天上の巫女ソニン>
生まれたばかりで巫女の素質があるとして天上で育てられたソニン。
だが、12歳となり‘見込み違い’だったと下界へ下され家族の元へ。
初めて会う家族とぎこちなくも馴染みつつ生活してる時、
その村に‘沙維国’の王子達7人が通りかかるという。
友達になったミンと共に見に行くと・・・


~です、~でした、~します、~ました。
ですます基調で作文読んでるような気分でしたが、
内容の面白さに引き込まれあっという間に読み終えてしまった。

ソニンの年齢を2~3歳上げて、ですますやめれば良かったのに・・・と思ったけど、
それじゃあライトノベルと同じ部類になってしまうし、そうするとありきたりな内容で、
ソニンの良さも半減するのかもと思い直した作品です。

これは児童文学だからこその良さがぎっしり詰まってた。
ソニンが思う事、考える事が押しつけがましくなく、読者に考えさせられる部分もある。
どん底の生活から這い上がりたいミンとの友情、
出会った王子との侍女生活、隣国である江南で知り合った王子や巨山の王女との関わり、
国同士の政治的な駆け引き、巫女ではなくなった自分が目指すところ・・・

対象年齢が低いのでラブはないけど、(王子とのその後が気になるー!)
大人でも楽しめるファンタジーだと思います。
精霊の守り人シリーズよりも軽く登場人物や国も少なめなのでサラッとした読み心地。
けど内容はなかなか深い!


うん、ライトノベルだったら手を出さなかっただろうな・・・

有名ではないんでしょうか。amazon評価は良いんですけど・・・。
賞も取ってらっしゃるみたいなのに、借りた本が新品のようだった。
主人公が若いから大人は手に取りにくいのかもしれない。


外伝も良かったです。
巨山の王女イェラと江南クワンのソニンと会うまでの幼い日々は、
切なく辛く本編でソニンと会ってから今までもてなかった絆で結ばれる未来へ、の
不遇な過去編というのかな。


仲良し?になる未来への希望に繋がる巻でした。


私はクワン派ですが?




<羽州ものがたり>
こちらもすごーく良かった。

羽州に住む村長の娘ムメは小さな妹弟の世話をし、田畑を手伝う日々。
ちょっと風変わりで無口なカラスと釣りに行ったりして過ごしていた。
そこへ都から羽州で育った小野春風一家がやってくる。
その息子春名丸が鉄砲水に巻き込まれ、ムメとカラスが助けた事から3人の交流が始まり・・・



まず表紙の装画に心惹かれました。
遠田志帆さんという方ですが画集も出てるらしく、すごく素敵なんです。
主人公のムメ、カラスと春名丸が描かれてます。
挿絵はないのでこの表紙のイメージで作品を読むのだけど、
ムメが可愛くて賢くて勇気ある凛々しい女の子なんですよー。
それが表紙で表れてる!

そしてこの3人の絆と成長とそれぞれの悩み、
870年付近という時代背景、地方と都の格差、
それらを書いた作品です。
ムメの父、春名丸の父の春風の言葉が印象深く、心に残ります。



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