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5,20日暁のヨナ、15,25,30日他記事更新






竹本健治さんと決戦(三國志、本能寺)シリーズ。
決戦シリーズはとりあえず館内にあったのを借りた。



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(朝井さんの前回とダブってるのは延長分です)



<決戦!忠臣蔵>(前回分)
決戦シリーズは前に関ヶ原読んだような?
メインのキャストとその脇役達の物語で有名な時代小説作家さんばかり。
なんて言ってみたけど半分しか知らねー。
アンソロジー、好きです。
知らない作家さんのお試し的な意味合いもあるし、
好きな作家さんの作品を読める意味でも。

今作は、葉室麟さん、朝井まかてさん、夢枕獏さん、山本一力さんはお馴染み。
いままで何作も読んだ方々に対し、長浦京さん、梶よう子さん、諸田玲子さんは初見でした。
どれもこれもとても素敵な作品ばかりで楽しめました。

私、忠臣蔵苦手なんですよー。
吉良側、浅野側、どちらの言い分も分かる気がして、善悪つけにくい。
同じ理由で幕末も苦手なんだけど。




<決戦!三國志>
いろいろな視点から見てて面白かった。
コーエーの三國無双にハマって小説を読み漁った頃に、あれこれ読んでたので、
ある程度の基本はある。
ってか基本ないとこれは読めない。
作品によって書かれ方がマチマチなので、これは偏ってない、という意味で良かったかも。
時代が長いのできちんと時系列に沿ってる点はかなり評価できるな。

たくさん読んでも好きなのは北方三国志だったけどー!

新しいプレステを買ってと言いづらく、最新の三国無双がプレイ出来ない悲しさったら!
ライフワークだったのにー。



<決戦!本能寺>
ピンポイントなので時系列はあまりない。
むしろ誰に焦点を当ててるか、が問題で結構楽しく読めた。
作者さんによって信長の書かれ方最期の時も様々。





竹本健治著

<涙香迷宮>
作者さんも黒岩涙香も知らなくて・・・自分の無知さにびっくりしたわw
競技かるたや五目並べなどのルールを決めた人で、
記者、作家として活躍しただけでなくかなり多趣味だったようで・・・

竹本健治さん、有名なサスペンス?ミステリー?ホラー?作家さんのようですね。
京極夏彦さんや小野主上、綾辻さんなどの先駆者っぽい感じのようで、
癖がある独特の雰囲気の作品でした。
読んだ中ではQED(高田崇史著)とかに近いかな。

その黒岩涙香のファンや、主人公、牧場智久(天才少年棋士)と類子(彼女)のコンビで、
事件に巻き込まれたり巻き込んだり・・・

それと事実がどこからどこまでか分からないけれど、涙香の才能がすごいし、
暗号謎解きミステリーもすごかった。

今まで、‘いろはにほへと~’しかいろは歌は知らなかったんだけど、
あんなにたくさん盛り上がってるジャンルだったんですね~。
二十八宿(ふしぎ遊戯ファンにはお馴染)も出てきたりして、
謎解き好きだけど才能ない私にはかなり楽しんで読めました。
日本語ってすごいなーと改めて実感。

囲碁やいろは歌、二十八宿などの説明が詳しくされてるので、
そういうのを重い、面倒だ、と思うとちょっと辛いかもしれない。


というか、シリーズになってたのを知らずに最新刊から借りたアホな私・・・
くそ、シリーズ通して最初から読みたかった。
ってことで借りたんだけどね・・・
図書館に揃ってなくてね・・・・


借りてきました。

<狂い壁 狂い窓>
14~5歳の牧場少年と涙香迷宮にも出てたお馴染刑事も登場。
読みづらかった・・・

最初の方、作品に出てくる登場人物の独白がそれぞれ書かれてるので、
とっかかりがないのに、淡々といろんな人の独白を読まなくてはいけなくて辛い。
でも中盤以降になるとそれらの繋がりも把握できてきて読みやすくなる。
脱落しそうになったけど読んでよかった。



しかも、こってりな感じのサスペンス。
状況や説明がかなーり詳細に書かれてるので、くどい!と感じる人もいるかもしれない。
はっきり言っていらない!って説明もあるかもしれない。

けど、知らない人に‘こういう下地があるからこうなるんだよ’っていう意味では、
結構必要な部分でもあるから、必要だと感じたらじっくり読めばいいし、
かったるいと思えば、すっ飛ばせばいいと思う。

そんなんでも、謎解きや予想外の展開は十分分かったりするw



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涙香迷宮で読んだ、智久と類子、姉の典子、須堂らの関係性を知りたくて、
シリーズ最初から借りたかった。
ゲーム三部作と言われる、囲碁殺人事件、将棋殺人事件、トランプ殺人事件、
そのうち囲碁しか図書館にない・・・
まぁあるのをあるだけ借りようと思ったら、定本ゲーム殺人事件に3部作収録されてたー。
それとチェス殺人事件も。



<定本ゲーム殺人事件>
囲碁、将棋などのルール説明から歴史的なことや書籍、マニアな説明まで・・・
好きな人にはいいかもしれないけど(作者さんは大好きらしい)、私程度ではかなり苦痛。
ルールも知らないし、動かし方もロクに知らないので、そういう意味では丁寧な説明ではある。
けど、私はあまり深いトコまで突っ込むつもりはなくて、結構飛ばしちゃったりしました。

涙香の方は結構楽しかったんだけどなぁ・・・

智久がまだ12歳くらいと若くて、活躍はむしろ姉の典子が助手を勤める先生の須堂の方がすごかった。

中では、トランプ殺人事件が一番読みやすく(チェスは短編でさらに読みやすい)、
暗号や謎解きがあって面白かった。
意外な展開もあって納得な結末になってた気がします。




<凶区の爪>
智久と類子が出会ってここから始まるシリーズ。
しかし、智久は対局疲れでずっと寝てて、頑張るのは類子。
最後の解明だけ智久って・・・ありなのか?

ゲーム3部作と比べるとかなり軽めで、普通のミステリーになってた。
竹本さんらしさは封印して書いたらしいけど、
もうちょい‘らしさ’があっても良かったかも知れない・・・


1990年代の作品なので今との差が凄まじい。
智久、普通にお酒飲んでるし、タバコも内緒ね、とかで吸ってたり。
今なら検閲引っかかりそうな描写もある。

現代なら、プライバシーは?とかこれはないな、とかそんなのが多かったです。
そっか、そんなだったっけかな、と思い返してみたり。




<妖霧の舌>
すっかり仲良くなった智久と類子シリーズ2弾目。
ハラハラドキドキして、こちらも普通のミステリーでしたが、
面白かったです。
前作と合わせて読みやすいのでサクサクと進んだ。

んー、ゲーム3部作とこの2作の間が涙香迷宮で、
それがやはり一番好みだったかも。
軽さ、重さ、説明の度合がちょうど良かった。



<風刃迷宮>
たくさんの登場人物の心理描写が多く、また誰のか分からないので、
ストレス溜まりながら読み続けました。
最後まで読むと分かるようにはなってるけど、ごちゃっとした感じで、
あまり好みではなかった。
が!物語的には衝撃的事実もあったので読んだ方がいいの、かも?



<狂い咲く薔薇を君に>
類子の高校での事件3つに同級生の‘ウミヒト’が巻き込まれる話。
類子、智久も交えて解決していくんだけど、軽かった・・・
いや、トリックは軽くないしすごく考えられてるんだけど、発売元のせいかな・・・?
対象年齢が下がってる感じでした。

私、暗号とか謎解きとか歴史なんかに絡んでるのが好きみたいで、
普通のサスペンスはイマイチなのかも。




殺人ライブ(類子メイン、軽め)、クレシェンド、かくも水深き~は脱落。
ちょっと狂気的な書き方で、それがホラーやサスペンスっぽくて良いところでもあるんだけど、
やはり脳内が時代物のままで受け入れづらかった・・・



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