日常生活・愛犬・漫画・ゲーム・小説・映画などハマリモノの紹介&感想

2019/051234567891011121314151617181920212223242526272829302019/07

5,20日暁のヨナ、15,25,30日他記事更新






篠原悠希さんの金椛国春秋シリーズです。

私にとって中華ファンタジーは十二国記(毎回言うけど新刊どうした?)、
彩雲国物語がベストなので、どうしても比べちゃってダメだから手を出さないようにしてたけど・・・

やはり久々に読みたくなって。



IMG_5517.jpg

IMG_5543.jpg



大陸の強国、金椛国。
名門・星家の御曹司・遊圭は、一人呆然と立ち尽くしていた。皇帝崩御に伴い、一族全ての殉死が決定。
からくも逃げ延びた遊圭だが、追われる身に。
窮地を救ってくれたのは、かつて助けた平民の少女・明々。
一息ついた矢先、彼女の後宮への出仕が決まる。
再びの絶望に、明々は言った。「あんたも、一緒に来るといいのよ」
かくして少年・遊圭は女装し後宮へ。頼みは知恵と仲間だけ。傑作中華風ファンタジー!



一族の生き残り遊圭が女装して一家再興を目指す物語、と言う感じかな。
外戚による政治の専横を防ぐため、后に決まった女性の一族がすべて殉死しなければならない、
という法律がネック。
後宮で頑張っていく虚弱体質な遊圭は、なかなか健気だし、
思いやる気持ちも反省することも知っていて好感度が高い。

たまたま街で助けた明々が庶民派で世間を知ってるから、よく助けてあげてるし、
家に雇われてた薬師の胡娘も遊圭を可愛がってて、バレたら即死刑のわりには、
わりとのびのび行動しちゃってる感じではあります。

登場人物や場面変換など最初の方は詰め込み過ぎで読みづらい部分もあるけど、
進めていくうちに、世界観にも慣れ、登場人物も把握し、楽しくなってくる。

漢字漢字漢字で文章みっちり。
可愛げな表紙のイメージとはちょっと違う。

女医のいない、認められてない世界、そこで自分が生きるために
女として医学や薬学を通して人を助け、学んで、道を切り開いていく様子は、
微笑ましいけれど、宦官独特の精神、今上帝の陽元を認められない官僚、
前皇后や異母弟妹の陽元暗殺計画、などそちらの鉄板ネタも盛りだくさんで、
文章みっちりが少し重い気もしなくはない。



3巻で完結、となってたけど4巻から新章として発売されてます。
ここからは女装なしか?と思いきや・・・



まだまだ女装が続いてました。
そして内乱と外交、反乱、他国との婚姻、とベタなネタがてんこ盛りの4巻。
付き合いのあった陽元の異母妹、麗華の婚姻に付いていき、
過去動乱で失った日蝕の周期表、天官書を探し出す役目を担い・・・


女装率は半分くらいになったけど、無茶無理しつつも、
あれこれこなしていく出来る少年になってました。



明々との行方も気になるところなんだけど・・・
個人的に玄月が好きだから、遊圭との微妙な関係の絡み合いも気になるところなんだけど・・・


ここで脱落しようかなと思います。
世界観とかキャラに否やはないんですよね。
でも、気になってしょうがないってほどでもない・・・

テンポも悪くないし、伏線こそあまりないけど構成もしっかりしてて、
読み始めるとぐいぐい進めたくなるんだけどなー。

何かが悪いわけじゃない。
面白いことは面白いのに・・・

漢字みっちりが老眼に厳しかったのかもw










コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する