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月日が流れるのが早いような、ゆっくりのような日々(10/3)






中村ふみさんです。
初めて読んだ作品が良かったのか印象いい。



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<裏閻魔>
久しぶりに寝る時間惜しんで読んでた。面白かったー。


時は幕末。
長州藩士・一ノ瀬周は、新撰組に追われて瀕死の重傷を負うが、刺青師・宝生梅倖が掌に彫った「鬼込め」と呼ばれる呪いの刺青で命を救われる。
周は不老不死の運命を背負うこととなり、明治から昭和へと激動の時代を刺青師・宝生閻魔として人目を憚るようにして生きていく。
傍らには常に、友人の遺児・奈津の姿があった。
その奈津を狙うのは、姉の仇で同じ鬼込めの技を持つもう一人の刺青師・夜叉。
少女だった奈津もやがて女として閻魔を意識しつつ、純愛を貫きながら彼の年を追い越し老いていく……。
(amazon)



すごいメディア化に向いてそうなファンタジー。
でも時代背景は日本の歴史的なことに沿ってます。
幕末、明治、戦前、戦後、激動の時代を、老いることなく、永遠の20歳で過ごす一ノ瀬周こと、閻魔。

不死・・・とはちょっと違うのかな。
首をはねられたり心臓一突きされたりすると死ぬわけだから、驚異的な治癒力をもつと言った方が正しいかも。

新撰組の密偵として追われた周(閻魔)は、数年後追った岡崎と再会。
亡くなる前に遺児、奈津を託され、家族となり、
妹から姉、母、祖母と歳を重ねながら寄り添っていく奈津の純愛、
憎い仇でありながら同じ業をもつ夜叉との長い因縁、
不老不死であることを知りながら援助し付き合い続けた牟田信正の友情、
その養女の惠子と執事大河内の閻魔への信頼、
彫り師として不要となっていく社会、
様々なテーマがあり、それが見事に絡み合ってました。

不老不死を羨む人達から狙われたり、大切な人を助けるため鬼込めを彫ったり、
それでも自分の不老不死に幸せを見いだせず、常に葛藤してる閻魔の心情や、
好きな人を追い越しどんどん歳を重ねていく奈津の寂寥、
自分が好きだと思った人がいつも閻魔の味方になり、憎いような気持ちをもつ夜叉、
そういう描写も丁寧で惹き込まれていきました。

長い年月で知り合った人々の羨望、嫉妬、憎悪、友愛、信頼、裏切り、
それらが複雑にかかれてるのに、読みにくくない、むしろ分かりやすい。

凄い作品でしたわー。
最後まで息をつかせぬ展開で面白かった!
そして番外編とか読みたいです。ないのか?


ってことでこの方の作品を他に借りてみた。




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<夜見師>
男は20代前半までしか生きられないという呪いを曽祖父の時代に受けた輝。
自分が死んだ後、妹のためにお金を残さなくては、と稼ぐため、知り合いに紹介を受けた
‘怪しげ’な洋館に住み込み家政夫として働き始める。
そこには、車椅子に綺麗な顔をした男性、多々良克比古が主人として1人で暮らしていた。



謎めいた感じですが、わりとすんなりどういう状況であるか分かってきます。
そして、‘夜見師’という業を背負った多々良のことや、輝の呪いのことも・・・
この男性2人の関係(BLではない)や、互いの知り合いの准教授、その甥っ子、
家に現れる幽霊、と、登場人物はあまり多くなく、ほとんどが生きてないw

昔やんちゃで今家政夫の輝は、見かけのチャラさとは裏腹に情に厚く、すぐ泣いて、
優しく世話好きな感じ。
多々良は、まぁしょうがないんだけど、理論的で冷たい主人・・・ながらも、
輝と過ごすことによって変化が現れてくるので、こちらもどなっていくのか・・・

面白くて2巻一気に読みました。が、続編、出てない様子・・・?

これ、夜見師がメインだと同じような事象の繰り返しになり、ワンパターンになりやすいのかもしれない。
2巻くらいならそんなことはないんだけど、数巻続くとダメなのかな~と思ったりした。

表紙イラスト、綺麗です。
ラノベっぽいので気軽に読める。






<なぞとき紙芝居>
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こちらは残念ながらさほど惹かれず・・・
1巻途中で断念してしまいました。




作風の好みもあるだろうけど、全体的に外れが少ないかな。

この方、<天下四国シリーズ>という中華ファンタジーも書いてるんですよね・・・
講談社X文庫から発売になってる。
十二国記の前発売元ってことですが・・・・なんと、図書館にありませんでした。
さてさて、どうするか・・・





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