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月日が流れるのが早いような、ゆっくりのような日々(10/3)






坂東眞砂子さんです。
こういうジャンルはあまり読まないんだけど・・・
おどろおどろしいタイトルばかりですねw



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<身辺怪記>
作者様の経験談とかエッセーみたいな感じ。
この作者様の本質やルーツ、作品に対する考えなんかを知る上では面白い内容だと思います。




<天唄歌い>
薩摩藩士で通詞の是枝が藩命で琉球に向かう途中、嵐に遭い、言葉も通じない、
未開の島にたどり着く。漂流者は犬と呼ばれ、食べ残しなどを与えられ、
侍としての矜持や、一緒にたどり着いた僧侶や島民との交流、など、
葛藤や自己の立場の邂逅、命とは、生きるとは・・・


現代の子孫がこの薩摩藩士が書き残した手記を読んだ感じの作風。
だけどほとんどが島での出来事で、未開の、独特の世界に住む島民との苦労話が多かったかな。

ホラーではなく民俗学的な考えでした。




<鬼に喰われた女>
平安時代の怪異短編集。
読みやすくて良かった。


<朱鳥の陵>
飛鳥時代、夢を解く力を持つ白妙が常陸国から都へ呼ばれる。
解き明かしていく度に、心に呑み込まれてしまう女性は、
讃良、後の持統天皇だった。
やがて大きな秘密にたどり着き・・・


と、壮大でした。
飛鳥時代ともなると読み方も難しく、ルビがすごい。
そして、登場人物が歴史上というよりもう神話とか伝説レベル。
額田王とか草壁皇子とか柿本人麻呂とか日嗣皇子とか中臣鎌足とか。
身近とは言えない歴史的人物達の、当時の思惑が入り乱れて、
読むのに苦労したわー。

昔の人は性に大らか過ぎだ!というのが感想です。
ま、そんな時代ですけど、モラルはいずこ?状態だからなー。



<狗神>
苦手な近親系だったうえに、主人公の性格も苦手でした。
血筋や土着の神というテーマは嫌いではなかったけど。
メディア化されてたんですねー。
天海さんと渡部さんか。
渡部さんはともかく、艶事の想像がつかない天海さん・・・



<真昼の心中>
江戸時代の有名な女性メインの殺し話を色事メインで。
八百屋お七や絵島など。
ひたすらエロな雰囲気でした。


<傀儡>
途中で断念。読んでも先があまり気にならず・・・




この作家さん、亡くなってたんですね。
死国とかメディア化もあったのでまだご存命かと思ってました。


ホラー系の怖い内容のは、なるべく現代ではなく時代モノを選びます。
現代のはリアルに怖くなるけど、時代モノだと真実味が薄れるし。

小野不由美先生の現代作品で懲りました。

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